私はみーみ

戻る まだ遅いけれども少しずつハイハイが出来るようになった。 階段はまだ登れないけれど、1階は私のもの。 家の中を探検する。 毎日新たな発見がある。 今日はお父さんを見つけた。 手招きされたので近寄っ ...

戻る 私はうんちが嫌い。 だから、うんちが出ると「おむつを替えて」と合図を送るんだけど、 お父さんはなかなかわかってくれない。 いい気になって抱っこを続けているものだから、お父さんの服はうんちまみれ。 ...

戻る わが家にはお母さんとお父さんがいる。 私の世話をしてくれるのは主としてお母さんだ。 おっぱいをくれるのも、おむつを替えるのも、お風呂に入れてくれるのも、一緒に寝るのもお母さんだ。 一緒に遊んでく ...

戻る 自宅に戻ってから初めてのお出かけ。 私が生まれた病院に連れて行かれた。 赤ちゃんがいっぱいで、大声コンテストをやっていた。 私も負けじと大声を張り上げた。 お医者さんが私の体をあれこれと調べてく ...

戻る 我が家に客人がやってきた。 お母さんのお母さんらしい。 お母さんが自慢げに語った、「みーみは美人だ」と。 そのとなりでお父さんががつぶやいた、「世界一の美人はみーみだ」 「美人」という言葉の意味 ...

戻る 30分ほど揺られて静かな場所に移動した。 これが私の家らしい。 騒がしいところは好きじゃないから、静かになって良かった。 まだ目はよく見えないが、人間は２人いるようだ。 ２種類の声が聞こえる。 ...

地面が揺れ始めた。何かに乗せられて移動しているようだ。 揺れが止まり、静かになった。 誰かが話しかけてきた。 聞き覚えのある声だ。 これがお母さんなのだろうか。 そして、もうひとりいるのが、お父さんな ...