ポイント
- ベストセラー「語りかけ育児」のコミック版
- 言語能力のみならず、自己肯定感、集中力も育む育児法
- コミック版なので、短時間で読むことができる
- 月齢別に書かれているので使いやすい
ベストセラー「語りかけ育児」のコミック版
サリー・ウォードのベストセラー「語りかけ育児」のコミック版です。
外国人の書くこの手の本は冗長で翻訳も読みにくかったりします。
これの元の本は409ページと、途中で挫折しそうな長さです。
コミック版だと要点しか書かれていないので、30分程度でさらっと読めます。
言語能力だけではなく、非認知能力を高める。
「語りかけ育児」という名前を聞くと、言語能力にフォーカスしているように感じられます。
しかし、この育児法はむしろ非認知能力の開発に重点を置いています。
非認知能力とは、集中力や協調性などのことを指します。
いくつかの分析によると、大人になったときの収入の高さは、知力・学歴と非認知能力の影響を強く受けるという結論が得られています。
「語りかけ育児」の五原則
語りかけ育児には、5つの原則があります。
「語りかけ育児」の五原則
- 毎日30分間子どもと1対1でしっかり向き合う。
- まわりは静かに。できるかぎり気を散らすものがないようにする。
- 短い簡単な文で、ことばの間にゆっくり休みをいれて話しかける。
- 子どもが主役で、子どもの視線や意識を追う。
- 否定は厳禁。「ダメ」は封印。子どもの話し方、発音も直さない。
月齢別にまとまっていて使いやすい
「0ヶ月から満3ヶ月まで」、「3ヶ月から満6ヶ月まで」というように、月齢別にまとまっているので、とても使いやすくなっています。