年別アーカイブ:2022年
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【1歳】パパ、おはよう
戻る しばらく仕事で出張していた。 家に戻ったのは夜遅く、みーみは寝ていた。 翌朝、みーみは起きてくると、「パパ、おはよう」と話しかけてきた。 涙が出そうになった。 妻が耳打ちした言葉を ...
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【1歳】パパパパ
戻る みーみが机によじ登りながら「パパパパ」とつぶやいた。 意味はわからない。 「お父さん」という意味なのか、単なる叫びなのか。 でも、嬉しい。 記念すべき日となった。 進む
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【1歳】イヤイヤ期
戻る イヤイヤ期がやってきた。 話には聞いていたが、想像以上に強烈だった。 みーみは外出が大好き。 外出したくなると、窓ガラスにへばりつく。しばらくすると頭を打ち付けるように窓ガラスにぶつけ続ける。 ...
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【1歳】初めての海
戻る みーみを初めて海に連れて行った。 飛行機旅行も初めてだった。 飛行機の中でじっとしてくれるか不安だったが、妻がずっと抱きしめていたおかげで静かだった。 海に着くと初めは怖がっていた。 波がやって ...
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【1歳】しゃべった
戻る 隣の部屋から「ちいさい、ちいさい」という音が聞こえてきた。 初めは何のことか理解できなかった。 また聞こえてきた。「ちいさい、ちいさい」 ひょっとしてと思い、隣の部屋に行った。 みーみが「ちいさ ...
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不妊治療を考えたら読む本(浅田義正、河合蘭)
ポイント 「精子が足りない。不妊治療が必要。」と医者に告げられて手にした本 日本の子どもは24人に1日が体外受精 日本は不妊治療大国だが、その方法が効率的でないために妊娠率が低い この本のおかげで最短 ...
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赤ちゃんはことばをどう学ぶのか(針生悦子)
ポイント 言語の専門家が書いた書籍で、通常の育児本とは異なる視点を与えてくれる。 言語特有の音の聞き分けに1年かかる 物に名前があることに気づくのに1年かかる 言葉は生きるのに必要だから、努力して覚え ...
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理系男子の"恋愛"トリセツ(高世えり子・瀬地山角)
ポイント 私も理系男子。 自慢することではありませんが、独りで考えることが好きで、人の気持は良くわからないし、会話は苦手。 でも、結婚相手としては、理系男子は悪くない。 本書は理系男子との付き合い方を ...
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父という余分なもの(山極寿一)
ポイント 本書はサルと人間を比較することによって、父の役割を考察したもの 残念ながら、父には精子の提供という以上の積極的な役割は見いだせなかった。 でも、子どもは可愛い、それだけで十分だ。 挑発的なタ ...
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深海魚の涙(秋竜山)
ポイント 漫画家秋竜山のエッセイ集。 病弱の母は、どんなに悲しくても、その水圧で涙を流すことのできない深海魚のように、涙を流すことはなかった。 この作品でも父親はほとんど語られないが、私自身の過去の思 ...