書斎で仕事をしていた。
みーみが泣き出したらいつでも駆けつけられるように、入り口の扉は開け放してある。
仕事が一息ついた時に、何気に書斎の入り口を見ると・・・
みーみがいた。
ハイハイの姿勢でこちらを見ている。
目を疑った。
でも、間違いなくみーみが、そこにいる。
書斎の入り口で私をじっと見ている。
「みーみ、おいで、おいで!」と言いながら手招きした。
テレビでYouTubeの「パンダ、うさぎ、コアラ」を見ているので、それの手招きをまねしてみた。
一瞬みーみが笑ったように見えた。
そして、ゆっくりとハイハイしながら近づいてきた。
みーみを膝の上に抱き上げた。
「もう離さないよ」