命をつなぐ

【4日】あなたのお父さんですよ

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自宅での最初の夜は平穏に過ぎた。

みーみはほとんど寝ているので意外と手がかからなかった。

妻が台所で食事の準備をしている間、私は子守り。

みーみが不思議そうに私を見つめる。「この人、だーれ」

私はつぶやいた。「あなたのお父さんですよ」

デパートが開く時間になると、再び買い物にでかけた。

哺乳瓶が全然足りないことが判明した。

ミルクを溶くためのお湯もいちいち沸かしていては間に合わない。保温機能のついた電気ポットを買うことにした。

起きているのか眠っているのかわからないが、みーみはいつも口を動かしている。

ミルクが飲みたいという合図だろうか。

いずれにせよ、口が動いていれば生きていることが確認できるので安心だ。

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