命をつなぐ

【1日】病室に泊まれ

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「今日は何時に来るの。先生が泊まっていいと言っている。」

翌日、家を出ようとすると、妻から電話がかかってきた。

病室に泊まれということだろう。

着替えを持って病院に向かった。

点滴はまだ続いていた。

トイレも独りでは行けない。

お腹を押さえながら歩く。痛そうだ。

「はいはい、何日でも泊まってあげるよ。」

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